予期せぬ妊娠で悩んでいませんか?

  • #妊娠・出産

予期せぬ妊娠で悩んでいませんか?また、その悩みを誰にも相談できず抱えこんでいませんか?
例えばパートナーや家族から出産することへの理解が得られない、高齢のため出産・育児が不安、育てる自信がない、そもそも生むべきか悩んでいる等について女性相談支援員に相談することで、あなたの負担を和らげることが出来るかもしれません。

予期していない状況での妊娠がわかると、悩みや不安を抱え、またそれを誰かに話すことが難しく1人で抱え込んでしまうことがあるかもしれません。そんなとき、女性支援の窓口ではどのような支援を受けることができるのか。
本コラムでは、予期せぬ妊娠で悩む女性への相談支援を担当されたご経験のあるAさんにインタビューさせていただいた内容をお伝えします。

予期せぬ妊娠に関する相談とは

予期せぬ妊娠で悩まれている方は、どのようなことに悩まれて相談にこられるのでしょうか。
人によって本当に様々ですが、例えばパートナーや家族から出産することへの理解が得られない、高齢のため出産・育児が不安、育てる自信がない、そもそも生むべきか悩んでいる等があるかと思います。

予期せぬ妊娠に関する相談への支援

予期していない状況での妊娠の場合、不安や心配があっても周囲に頼れる方がおらず、1人で抱え込んでしまうことも少なくないと思います。Aさんがお勤めの女性支援の窓口では、予期せぬ妊娠で悩まれている方にどのような支援をされているのでしょうか。
パートナーやご家族の理解が得られない方については、私たちが相談者様と一緒にご家族と話をし、説得したこともありました。
相談者様の困り感や要望が強い場合には、出産時には出生届提出の支援、出産後はご自宅への養育支援訪問を行うなど、出産前後に必要なことを支援することもあります。また、子育てに不安がおありの方もいらっしゃいますので、育児に関する相談やお子様との遊び方について一緒に考えさせていただくことや、保育園への入園をお勧めすることもあります。行政機関の子育て支援もございますので、どのような支援があるかをご紹介しています。

自治体の女性相談窓口

計画的な妊娠に比べ、予期せぬ妊娠の場合、出産や子育てへの準備や心構えが十分でないこともめずらしくないと思うので、支援を必要とされている方はたくさんいらっしゃると思います。
妊娠・出産に関する支援だけでなく、子育てに対しても様々な支援をされているとのことですが、支援をされる中で、相談者様とはどのくらいの頻度で連絡を取られるのでしょうか。
相談者様との連絡は定期的にとっています。日常的な会話の中で、日々の悩みをお話いただくので、その悩みを一緒に考えることが本当に必要な支援につながると思っています。
日々の相談を踏まえ、自宅に訪問させていただくこともありますし、コロナ禍などにはお子様の体調管理でお困りでしたので、消毒に関するマニュアルを一緒に見て対応することなどもありました。

相談室(個室での相談)

その時々の悩みをお聞きする中で真に必要なことを考えながら支援をされていることがよくわかりました。予期せぬ妊娠をし、さまざまな問題が発生する中、Aさんのように一緒に考え支援してくださる方は大変心強い存在ですね。


1人じゃない。一緒に考えてくれる人がいます。

「あなたは1人じゃありません」。
本コラムでお伝えしたように、予期せぬ妊娠・出産・子育てに関するさまざまな悩み、不安について一緒に悩み、考えてくれる「あなたのミカタ」がいます。
「誰にも話せない‥」、「誰かに言っても変わらない」、と一人で抱え込むのではなく、ぜひ勇気を出してお近くの女性相談支援センターや市区町村の窓口にいらっしゃる、「あなたのミカタ」に相談してください。
本コラムでご紹介した内容以外にも、以下の窓口では、予期せぬ妊娠による医療費・養育費等の問題、出産・育児の悩みなどに関する相談支援を行っています。

連絡先 対応する機関や団体 相談先の詳細

全国のにんしんSOS相談窓口

(所在地ごとの連絡先を見る)

各地域のにんしんSOS相談窓口

思いがけない妊娠をしてどうしよう…と悩んでいるあなたのための妊娠相談窓口リストです。

性と健康の相談センター

(所在地ごとの連絡先を見る)

各自治体の性と健康の相談センター

予期せぬ妊娠や不妊症・不育症を含む妊娠・出産等についての相談支援等を行います。

#8778

(はなそうなやみ)

各都道府県の女性相談支援センター

困難な問題を抱える女性のさまざまな悩みに関する相談に応じるとともに、女性の抱える問題や状況に応じた様々な支援を行うために都道府県が設置している機関です。

お悩み・相談先リスト

「こんなことも悩みなのかな?」と思ったら、
お悩みやご相談の例をご確認ください。
悩みや困難の
背景や理由は様々です。
一人で抱え込まなくても大丈夫です。

  • 妊娠・出産
  • ひとり親
  • 性的な被害
  • DV
  • ストーカー
  • こころの不調
  • 依存症
  • その他
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